2020-03-18 第201回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
まず一点目、平成六年からの二十五年間で訪日外国人旅行者が九倍以上増加するなど、国際航空需要が著しく増加をし、更にこれを伸ばしていこうとしていることや、二点目として、航空機性能の向上による低騒音化や、この約二十年で羽田空港の小型機の割合が一四%から四八%に上昇するなど航空機の小型化が大きく進展したことなど、航空を取り巻く環境も大きく変化をしております。
まず一点目、平成六年からの二十五年間で訪日外国人旅行者が九倍以上増加するなど、国際航空需要が著しく増加をし、更にこれを伸ばしていこうとしていることや、二点目として、航空機性能の向上による低騒音化や、この約二十年で羽田空港の小型機の割合が一四%から四八%に上昇するなど航空機の小型化が大きく進展したことなど、航空を取り巻く環境も大きく変化をしております。
日本各地と海外を結び付ける、そして東京、首都圏の一番近いところにありますので、最終需要地ということで、そういった国際航空需要に対応する、そういう空港という位置付けをしておるところでございます。 いずれにしましても、二〇二〇年までに羽田では飛行経路の見直し等によりまして四万回、成田につきましても高速離脱誘導路の整備等によりまして四万回、合計八万回。
国としましても、今後の国際航空需要の伸びに対応するとともに、我が国の国際競争力向上のためにも、成田空港のさらなる機能強化は必要であるという認識をしています。 他方、大規模な空港整備につきましては、環境問題のほか、周辺地域のまちづくり等にも密接な関係を有していることから、地元市町や千葉県と丁寧に議論することが重要だと思っています。
他方で、今の国際航空市場において、アジア太平洋地域を中心に見込まれます旺盛な国際航空需要というものに的確に対応して利用者に対して質の高いサービスを提供していくためには、大手二社がそれぞれのアライアンスの中で重要な位置を占めて健全かつ活発な競争を行っていくということは重要であると、こういう考え方の下で日本航空の再生というものが行われたというふうに承知をしております。
肝心の首都圏でございますが、首都圏については、成田空港、羽田空港ともに満杯の状態でございまして、国際航空需要、国内航空需要双方に十分にこたえ切れていない現状にございました。
したがいまして、成田の二万回と羽田の方の近距離国際線三万回をうまく活用いたしましてこれからの首都圏の国際航空需要にこたえていきたいと。その際に、先生おっしゃるように、成田、羽田を別な空港ということではなくてペア空港のように考えて、一体的にうまく運用して首都圏の旺盛な需要にこたえていきたいと思っております。
我が国では、羽田を初め、大都市圏拠点空港の整備が図られつつありますが、今後の国際航空需要の増大と国際戦略を展望するときに、容量としてこれで十分でありましょうか。 以上、国土交通省の見解をお伺いいたします。
○国務大臣(北側一雄君) 末松委員もよく御承知のとおり、関西の国内航空需要、また国際航空需要を考えましても、関西空港だけで賄うことはできません。やはり、伊丹空港というのは関西圏の国内空港の拠点としてやはりこれからも機能をしていただかないといけないと思っております。関空だけでは賄えません。神戸だけでは賄えません。そういう意味で、伊丹空港はこれからも必要だと私は考えております。
○加藤敏幸君 ただいま実情についてお伺いをしたわけでありますけれども、非常に需要が伸びておるし、その位置付け、役割も重要性を増しているという状況の中で、国際ハブ空港の未整備がボトルネックとなって国際航空需要が近隣諸国に転移をしていくとか、あるいはそれに付随する人、物、資本、情報、文化が我が国を素通りをしてしまうと、そういう懸念があるのではないか。
で、いずれ羽田が国際化されるわけでございますけれども、これから国際航空需要というのはますます、経済がますますグローバル化する、特に中国を中心とする東アジア経済がすさまじい勢いで経済が伸びている、また日本国内の企業も中国を中心として水平分業をやっている。
ただ、そのときの成田の状況等々も勘案しながら、また国際航空需要の動向もよく見ながら、その先をよく検討していきたいというふうに思っております。
私は、国際航空需要というのは、これからも、人も物流の面でもますます高まっていくことは間違いないと思っております。
したがいまして、それぞれの空港、首都圏の国際航空需要には成田、関西の国際航空需要には関空、中部の国際航空需要には中部ということで、それぞれで適切に対応していくということが基本だろうと考えております。
各空港について見ますと、関空につきましては、乗り継ぎ利便を確保した国際、国内の基幹空港として、関西圏や西日本を中心とする国際航空需要と関西圏の国内航空需要に対応する役割を果たしているということで、現在でも年間の発着回数が十万回を超えております。伊丹空港は、現在の年間の発着回数が十万回を超える国内の基幹空港としての役割を果たしておりまして、ただ、騒音の抑制という課題があるわけでございます。
その一方で、年々増大する国際航空需要に対応する上でも、委員が御指摘のとおり、できるだけ早期に二千五百メートル化を実現できるように、今年、成田空港も株式会社として民営化いたしますので、会社とも協力してその実現に努力をしていきたいと考えております。
○石川政府参考人 そもそも、首都圏におきましては、旺盛な航空需要がございますし、特に国際航空需要というのがあるわけでございまして、それに対しましては、従来から成田空港の整備というものに積極的に取り組んできたわけでございます。
したがいまして、そういう中で、国際線に関する地域の取り組み、それから国際航空需要の動向、こういうものを見きわめつつ、国際定期便の開設あるいは国際チャーター便の活用、このような方法で対処していく必要があろうかと思っております。
その結果でございますけれども、経済社会活動のグローバル化、ボーダーレス化ということを背景に、要するに国境がなくなって、人の往来あるいは物の移動、生産拠点の分散化等々、いろいろな活動が全地球的な規模で行われるわけでございますけれども、そういったものを背景に、国際航空需要は、向こう五年間は私どもの予測では三・六%、そのさらに五年間は五・一%増大すると見込んでございます。
首都圏の国際航空需要は、今後の見通しでございますけれども、非常に旺盛なものが見込まれております。私どもの審議会におきましても需要予測等を行いましたが、向こう五年間で四%近いような、さらにその先は五%以上の非常に急激な伸びというものが予想されるわけでございます。
○洞政府参考人 端的に申し上げまして、首都圏の国際航空需要は、今後とも非常に旺盛な需要増というものが見込まれてございます。 羽田の再拡張を行って、そして国内線の需要に対応した発着枠を確保した後に、余裕枠を利用して国際定期便の就航を図るということにしてございますが、これに伴って成田の経営に悪い影響を及ぼすとか、そういったことは全くないと確信してございます。
今後も、国際航空需要を中心に、成長余力がまだまだ十分あるというふうに認識しております。 市場が成長途上でありますと、民営化後にいろいろな問題に直面してまいります。
こういうことから、国土交通省といたしまして、平成十三年度から国際航空需要とか空港整備の見通しあるいは航空交渉の動向につきまして、CIQの関係省庁に、官庁に積極的に情報提供をいたしまして、これを体制強化で役立てていただくと。要は、CIQ体制を整えるためには要員の確保というものが必要でございます。
社会資本整備重点計画においては、行政評価法に基づく個別公共事業の再評価の厳格な実施について位置づけることとしておりますが、関空二期事業及び中部国際空港については、国際航空需要に適切に対応するために必要な事業であり、必要な見直しは行いつつ、着実に推進していく必要があるものと考えます。 不必要な公共事業を中止するための仕組みについてでございます。
○洞政府参考人 先生御指摘のとおり、関西国際空港というのは、伊丹という内陸空港の宿命から、騒音問題とか、あるいは発着の制約であるとか、あるいは便数の伸びに対応できない等々の反省点を踏まえて、そして二十四時間空港の海上空港として建設された、そういう経緯を持っておりますし、私どもといたしましても、関西空港は我が国の国際拠点空港として、関西圏のみならず西日本等を中心とする国際航空需要に対応すると同時に、国内線